梅雨に入り、雨が続き湿度の高い日が続いていますね。梅雨時はダニの活動が活発な時期に入っています。
今回は、ダニによる健康被害にお困りの方へ向けた内容です。暮らし方の工夫でダニの発生を抑制する方法についてご紹介します。
ダニの発生の抑制には
- ①湿度対策
- ②清掃、洗濯
- ③隠れ家を減らす
の3つが重要になります。以下にご説明します。
ダニの死骸やフンなどはアレルギーや喘息の原因の一つとなりますので、できる限り繁殖させないようにしましょう。
ダニの繁殖期
ダニの繁殖期は6月から8月にかけてです。ダニは気温と湿度の高い環境で増えます。
ダニは見えないだけでどこにでもいるのですが、特に梅雨時は寝具類に生息するダニが多く増えます。
この時期にダニを抑えないと、健康被害を受ける恐れがあります。
ダニが多く発生するのは梅雨時なのですが、ダニによるアレルギーや喘息などの症状を引き起こすのは主に9月から10月の秋口が多いです。
なぜかというと、梅雨時に繁殖したダニの死骸やフンが大量に増えるためです。
ダニの生体よりもフンや死骸の方がアレルギー活性が高いので、夏よりも秋の方がアレルギー等の被害が起きやすいのです。
繁殖期の6~8月にダニの繁殖を抑えることが重要です。
ダニが好む環境
ダニは以下の3つの条件がそろうと大量に発生します。すべてのダニの発生を防ぐことはほぼ不可能ですが、繁殖しにくい環境を作ることで抑制することができます。
①湿度60%以上の環境
ダニにとって最適な温度は25℃前後、湿度は60%から80%の環境を好みます。梅雨時は絶好の生育期間なのです。
②食物になるフケやアカなどが豊富にある
人間の皮脂や食べ物のカス、カビなどもダニの栄養となります。こまめな掃除や洗濯が必要です。
③身体を隠す場所がある
カーペットやぬいぐるみなど、布団類などはダニの生育に適した場所です。出来るだけ置かない方が良いのですが、洗濯や清掃をしっかりしましょう。
以上の3つの条件をできるだけ減らすことが、ダニ予防に効果的です。
ダニの予防対策
①湿度管理
雨の日は窓を閉めて、エアコンや除湿器で湿気対策をしましょう。
部屋の湿度を60パーセント以下に保つとダニが発生しにくくなります。
空気の流れの悪い場所は湿気がたまりやすいので、扇風機やサーキュレーターなどを併用するのも効果的です。
②寝具類のこまめな洗濯・清掃
寝具等にダニが多く発生します。清掃や洗濯を行うことでダニが育たない環境を作りましょう。
殺虫剤などでダニを殺しても、アレルギーの原因となる死骸やフンは残ってしまいます。念入りに清掃を行いましょう。
③敷物は控えましょう。
絨毯などはダニが潜り込んで隠れ家となるため、繁殖期にはできるだけ使わないほうが良いです。
特に畳にカーペットを敷いていると、ダニだけでなくカビも発生しやすいため使用を控えましょう。
おわりに
ダニは目に見えないので、気づかないうちに大量発生していることがあります。ジメジメしたこの時期は、ダニ退治を意識した掃除や住まいの環境作りをしましょう。
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